日本舞踊に打ち込む、かわいい子供たち

顔をマスクで覆い、きものを着ている子供たち。
これは、九州にある、日本舞踊「花柳菊之輔社中」のお稽古風景です。
コロナ禍の中でも、一生懸命お稽古に打ち込む姿を見ていると、舞踊の着付けを生業(なりわい)にしている私たちにも、熱い思いがわき上がってきます。
「次世代の日本舞踊」を支える子供たちに、大きな勇気を貰いました。
この道はここから始めないと…がんばらないと……と思います。

だらりの帯結びが肝心要!

今日、10月13日(火)の衣裳方の講座は「京都の舞妓さんの着付け」です。
帯結びはダラリの帯結び。
桝野さんは、いつもご協力頂いているお嬢さんをモデルに、お勉強しました。
舞妓さんの裾引きを着せて、舞妓さん用の長い丸帯(6m50cm)をダラリに結びます。
桝野さんにとって、今回が初めてのダラリの帯結び。
真剣に結んでいました。

「振袖の着付師」として、初めての挑戦です。

鹿児島市の来春の成人式は、1月10日(日)に決まっています。
あと2ヶ月足らずになりました。
資格を取った長田さんは、着付師として来春初めての挑戦。
今日は先輩の吉田さんをモデルに、ストップウオッチで時間を計りながらお稽古。
着付師の初陣にしては、なかなかのものです。
人生で一度の新成人のために、心を込めて着せ付けて差し上げましょう。

新成人のために、お休みを返上して

毎年、「成人の振袖着付け」で着付師としてがんばっている前村さん。
来年の新成人のために、振袖着付けの技術向上を目指しています。
今日はお休みを返上して、着付け特訓。
新成人のためにがんばる着付師が、全国で腕を磨いています。
感染対策もがんばっています。

琉球衣裳・禿・裾引きなどの着付けを終日!

今日は、広島の「アステールプラザ」で、「日本舞踊と振袖の、着付け特別講座」が開催されました。
課題は、
●「禿(かむろ)」や「うぐいす」などにみられる着付け。
●琉球舞踊でみられる代表的な着付け。
●裾引きに一文字(御殿ものと言われます)。

山口県の川口さんや岡山県の古谷野さんが学んでいました。

またこの日は、振袖の技術講習も行われました。

コロナ禍の中で、慎重に策を講じながら…

宮崎の「きつけ塾いちき」では、振袖の特訓が行われました。
もちろん、来春の新成人の着付けのためです。
マスクを付けて着付けをするのは、少し苦しいときもありますが、みんなでがんばっています。

この日は、舞台裏のメイク受講の福森さんもがんばっていらっしゃいました。
舞台のメイクは結構難しいんですよね。
プロ目指してがんばってくださいね。

自装から他装まで ➡ 収束後に役立つ技術と知識
全国のコロナ禍の中で、経済活動へ舵を切り、少しづつ緩和の動きが出てきています。
go-toトラベル、go-to eat などがそれです。
「きつけ塾いちき」でも、感染防止策のなかで、生徒さんたちが学び始めています。
全国的には、広島講座は再開されていますが、浅草講座・福岡講座は、まだ開催されていません。
いま少し様子を見る必要がありそうです。
浅草と福岡の特別講座の皆さま、連絡まで、しばらくお待ちくださいませ。

写真:自装の着付けを学ぶ穂坂さん(左)と、振袖の着せ付けをお稽古する三浦さん。

「月一の教室で、帰ったら必ず復習を…」が私のスタイル。

「きつけ塾いちき」宮崎で、振袖専科を学んでいる小玉さん。
月に一回の教室で学んでいます。
担当の講師に伺うと、
「月に一回の教室ですが、帰ってから必ず復習して、身体で覚えて次回に備えますからすごいと思います。今年の1月からお稽古が始まり、今回で10回目。技術が確実に身についています。」
担当講師の評価がとても高い小玉さん!がんばってくださいね。

マン・ツー・マン教室で、集中して学びます。

「きつけ塾いちき」とのお付き合い30年の松木さんは、自装着付けのおさらいをされています。
優しい担当講師のマン・ツー・マン指導で、「いま、教室が楽しい…」とのこと。
楽しい教室で思い切りお勉強されてください。
この日、別の教室で「振袖専科」を学んでいたのは、鹿児島の「きつけ塾いちき」から転校された徳重さん。
鹿児島・宮崎と学ぶうちに、着付けの技術にも磨きがかかってきています。
徳重さんはこの度、ご主人のお仕事の転勤で、福岡に住まれることになりました。
福岡では、「福岡講座」の仲間と、楽しく学んで頂きたいと思います。