1月は、広島・福岡、6講座がスタートです。
最初の講座は、1月30日(火)、「アステールプラザ」で開催。
午前・午後の2講座を開催します。
当日の広島では、「舞妓の着付けとだらりの帯」や、「江戸の町娘」。「男の着流しと、角帯の帯結び三種」などをお勉強します。
アステールプラザ広島


福岡講座は、1月31日~2月1日、「ポートヒルズ福岡」。
4講座開催の予定です。。

福岡の講座内容は、「裾引きにつの出し結び」や、「裾引きに片ばしょり」、「細帯の片流し」などをお勉強いたします。
ホテルポートヒルズ福岡

当日の講座をご見学頂けます。
見学されたい方は、090 4489 9745 担当の「いちき」までご連絡を!

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「裁縫スタンド」や「裁縫セット」の木製ボビンに糸を巻く
針糸を使う場合、効率的に仕事をするために、糸に関わる小道具には、木製のボビンを使っています。
厚紙に巻いて売っている木綿の糸は使い難いので、ボビンに巻き直して使います。
巻き直しの機器が糸巻器なのです。これも重宝している小道具です。
写真の糸巻器は、十代目くらいのものですが、岡山県倉敷市の古谷野先生と、山口県防府市の川口先生も使って頂いています。

糸巻器です。(下写真)


裁縫スタンドと(左上写真)、裁縫セット(右上写真)

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前向きの取り組みに、担当講師も大いに期待
着付けを学ぶことを3ヶ月思い悩み、勇気を出して連絡をくれた松浦さん。
明るい教室の雰囲気や、担当の先生との会話も弾み、「今日は、大好きなきものが着れる夢」への第一歩です。
担当の小浦先生は、前向きの松浦さんの取り組みに、大いに期待しています。
今日はその初日。将来の「きものの伝承者」の誕生ですよ。

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帯の位置が決まったら、袴をキリッと仕上げます。
宮崎教室の今日の午前中は「卒業式に向けての女袴」と、「自装の着付け」教室でした。
女袴をお稽古したのは、竹廣さんと吉原さんのお二人でした。
成人式の着付けも済んで、次は「卒業式に向けての着せ付け」です。
着付けでは、半巾の高さが一番のポイント。
帯の高さが決まったら、袴をキリッと決めて出来上がり。
お稽古の二人は、基本を大切にして、お稽古に集中していました。


お稽古をするお二人

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有松絞りの職人さんにもらったのがきっかけで
「私の指貫」と書いたのは、他の衣裳方は別の方法で指貫をしているらしいからです。
随分前の事ですが、愛知県の「有松絞り」に伺って、「縫い締め絞り」の職人さんから頂いたのが、写真の指貫でした。
中に十円玉が入っているものでしたが、私はその上に五円玉を重ねて、針が滑るのを防ぎました。
慣れたら使いやすいものです。

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現場で着せながら針糸を……重宝しています。
着付けながら、針と糸を使うと、余分な動作が多くなり時間がかかります。
そこで、「裁縫スタンド」が生まれました。
舞台裏で着付けていると、周りの人が珍しそうに見て、「スゴイ」と言って頂ける、やや大きめの小道具です。
三本(白・黒・赤)の針糸が引き出されて、上部には(クローバー製の糸通し器)が装着されています。
スタンドの中にある「三段の棚板」は強力な磁石で、上の一段目は「針山」になり、あとの二段は「ハサミ」「安全ピン」などをこぼさないようにしています。
写真は、中身を入れる前の、完成したてのスタンドで、二組で一つに合体したスタンドになっています。
このスタンドは昨年、岡山県の古谷野先生の所に、お納めさせて頂いたものです。
前々回のブログ、「裁縫スタンドに見事なトールペイント」は、これと同じものにトールペイントされた、山口県の川口さんのものでした。

 

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針糸なしには、出来ない仕事です。小さな裁縫セット編
日本舞踊の着付けには、針と糸の仕事が多く、裁縫箱は必須アイテム。
基本的には、赤・白・黒の三色で縫ったり固定したりします。
日本舞踊の場合は、動きが激しく、きものの部位によっては、きっちり固定しないと崩れてしまいます。
使いやすい裁縫セットをつくって、作業の円滑化に繋げていきます。
ここでご紹介したのは、片手で持って移動できる、小さなスケールのものです。
 

上の段の円筒状のものは、木製の三色の糸巻きボビンです。
下の裁縫箱の中にも、同じ円筒が入っています。

 

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見事に「映え」しました。
山口県で、「日本舞踊の着付け教室」を開いている、川口先生の裁縫スタンド。
出来上がった時には、白木の味気ない裁縫スタンドでした。
着色した所は、取手が付いている正面の赤い色だけ。
川口先生のお友達が、「トールペイント」で描いて下さったそうで、見事な出来栄えです。
スタンドを作った私たちにとっては、その作品に一日も早く出会いたいと思っているところです。

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藤娘、鷺娘など早変わりの必須アイテム
歌舞伎や日本舞踊の中で、演者の瞬間早変わりに使われる秘密兵器のひとつ「帯止(おびと)」。
藤娘、鷺娘などの早変わりは有名です。(詳しい解説は後に譲るとして)…

昔は、土台を支えるU字型の部分を、細い「藤」を曲げて作っていたので、「帯籐(おびとう)」とも言われていました。
「きつけ塾いちき」では、30年前から、「藤籐」の代わりに「プラスティック」製の「帯止」を制作して使っています。
現在では、「帯止」を販売している所もなく、現場の衣裳方のオリジナルに任されています。
「きつけ塾いちき」では、一般売りもさせて頂いておりますので、お問合せ下さいませ。


写真の右側が「帯止」、左側は帯止の「制作器具」。

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手先を引き抜きます。最後は「ヘラも使って
角帯や半巾帯などの帯結びで、指を使って手先を引き抜くと、帯がゆるんで結びがしっかりしません。
そこで「引き抜きスティック」の登場です。

例えば角帯の一文字の場合、帯結びを済ませ、最後に手先を引き抜いて処理します。
その時にこの「引き抜きスティック」を、帯の後ろ板の身体の側に差し込み、スティックに付いた輪の中に手先を入れて、下の方に引き抜きます③~④
こうすると、帯もゆるまず、きれいに仕上がります。(袋帯の場合も同じです。)
最後は、前回の「ヘラ」を使って、引き抜いた手先を内側に巻きながら、帯の中に入れ込んでいく⑤~⑥ときれいに出来上がりますよ。「
きつけ塾いちき」の衣裳方にとっては、必須アイテムです。

 

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