手先を引き抜きます。最後は「ヘラも使って
角帯や半巾帯などの帯結びで、指を使って手先を引き抜くと、帯がゆるんで結びがしっかりしません。
そこで「引き抜きスティック」の登場です。

例えば角帯の一文字の場合、帯結びを済ませ、最後に手先を引き抜いて処理します。
その時にこの「引き抜きスティック」を、帯の後ろ板の身体の側に差し込み、スティックに付いた輪の中に手先を入れて、下の方に引き抜きます③~④
こうすると、帯もゆるまず、きれいに仕上がります。(袋帯の場合も同じです。)
最後は、前回の「ヘラ」を使って、引き抜いた手先を内側に巻きながら、帯の中に入れ込んでいく⑤~⑥ときれいに出来上がりますよ。「
きつけ塾いちき」の衣裳方にとっては、必須アイテムです。

 

#日本舞踊着付け #衣裳方#舞台のメイク #振袖の着付け #花嫁の着付け #美容師の着付け #演劇 #ファッシヨン

        

シワを取り・寸法を取り・巻いて始末する
5年間乾燥した竹を、衣裳方が一本一本削り仕上げた、長さ30㎝の「着付けヘラ」です。
作り始めたのは30年前の事です。
ヘラの表面は、衣裳の生地を傷つけないように、磨き上げていきます。
握りの部分は麻の紐で仕上げて出来上がりです。
このヘラは、日本舞踊だけでなく、全てのきもの着付けにおおいに役立つ、手放せない相棒です。
みなさんもご自分の腰に、
滑りと粘りのある「ヘラ」を携帯しませんか。


竹製のヘラ

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「本当のつの出し」を身につけたくて
ある受講生は、「踊りの着付けをお手伝いしていますが、本当のつの出しを身につけたくて、きつけ塾いちきの講座に入りました。」
それから、
学び続けて約10年。今では山口県で、自らが「日本舞踊着付け専門講座」を主宰しています。
舞踊の会で、裾引きが出来なくて
日本舞踊のお師匠さんから、ときどき着付けのご依頼を頂きます。
着付けたあと、お師匠さんから、「何かが違うのよねえ。」とよく言われます。
その日は裾引きの御依頼があり、うまくいかず、インターネットで検索して「きつけ塾いちき」に辿り着きました。これから基本を学び、粋なプロの技術を身につけて参ります。
花街の芸妓さんも、多く学んでいます。
九州の嬉野温泉の芸妓さんや、東京の向島の芸妓さんからのご依頼で、お教えさせて頂いています。
これまでに、向島の芸妓さんからご依頼があり、「出の衣裳(黒留袖の裾引きに柳結び)」の着付け指導をさせて頂きました。また、佐賀の嬉野温泉の芸妓衆は踊り専門の着付けを学んでいらっしゃいます。
お師匠さんに着付けを!
ある流派のお弟子さんが、お師匠さんにきれいに着せてあげたくて学んでいらっしゃいます。
特にお祝儀舞いに着せる、「後見」や「一文字、文庫」などを中心に学ばれます。

このように、学ぶ理由もさまざまです。
言うまでもないことですが、講座の雰囲気は明るく、時代考証(歴史)を学びながらの講座2時間は、実に楽しいものだとお考え下さい。

浅草講座の教室風景(浅草西会館 写真下)

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「日本舞踊専門の着付け」学びたい人のために「きつけ塾かわぐち」を
山口県防府市で、日本舞踊の着付けをお手伝いをしていた川口信子さん。
「本当のつの出しの帯結びを知りたい」というのが、学ぶきっかけでした。
「きつけ塾いちき」の門をたたいて10年近く…今ではあらゆる舞踊の会の現場を経験してきました。
これから慌てずに「日本舞踊の専門教室」として、指導してまいります。
「日本舞踊の専門着付け」に興味のある方は、ぜひご一報を。
「きつけ塾かわぐち」への連絡は、
090-4898-5464 までご連絡を ❣


舞妓の衣裳を着せる川口さん。

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地球を7回半、光速でわずか1秒の距離ですが…
「きつけ塾いちき」の「日本舞踊着付け専門講座」は、宮崎から、広島の「アステールプラザ広島」・福岡の「ホテルポートヒルズ福岡」などに向けて、高速道路を走って、車で伺います。
月一回の車旅なのですが、一回走ると1000キロは越えます。
車は「5人乗りのステーションワゴン」。

先日、30万キロを超えました。(光速では、わずか1秒の距離ですが…地球を7回半まわったことになります。)
30万キロを超えたのは、12月10日(日)、宮崎から山口に向かう途中でした。
大切に手入れをして、永く一緒に走っていこうと思っています。

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みなさまの、新たな需要に向けて…

ブログをご覧頂いている皆さま、いつもありがとうございます。
私どもは、いつもご覧頂いている「ホームページ」の装いを変えて、新たな時代に対応する画面を作成中です。
動画の発信はもちろん、双方向での技術研修の可能性についても、真剣に検討中です。
少し時間はかかると思いますが、十二単から浴衣の着付けまで、幅広い「きもの文化の継承と発展」のために全力を傾注する覚悟でおりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
新たな内容につきましては、後日お知らせ申し上げます。