川口学院長のもとで、おごそかに、「ミニ認定式」。
山口県の「きつけ塾かわぐち」で、「日本舞踊着付け専門講座」を学んできた縄田綾子さん。
令和6年1月28日、縄田綾子さんの認定を祝って、「日本舞踊・衣裳方上級」の認定式が行われました。
認定式典では川口学院長から、今後の活躍を祈念して、「衣裳方上級」の認定盾が授与されました。
縄田さんの今後の活躍が楽しみです。

 
認定を受けた縄田さんと、川口学院長。

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帯などの隙間に自在に入る、便利な小道具です。
着付けや帯結びの時などに、紐を入れ忘れたり致します。
例えば、しっかり締めた帯の中を腰紐一本入れるのは大変な作業です。
でも、この薄いヘラさえあれば、スッと通ってしまいます。
長さ35㎝、巾1.5㎝、厚さ1㎜弱です。両端は通して引き出すために、紐が付いています。
弾力があって、腰が強いので、しっかり通してしまいます。やってみると面白いですよ。


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「柳結び」のゆがみが生まれません。
「江戸芸妓の出の衣裳」には欠かせない「柳結びの」小道具が、「布目調整おもり」です。
私ども独自の小道具で、「柳」の帯線は、直線で下がらなければ、きれいに見えません。
「布目調整おもり」を使うと、布目が真っすぐになり、ゆがみは生まれません。
おもりの材質は、建築などでで使う鉄筋で、長さは30㎝、重さは300グラムです。


布目調整おもり(上写真)

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袴板を、角帯の後ろに、無理なく引き込みます。
すこし袴が長めの時などに、袴板を使って、後ろの高さを調整するときがあります。
その時に使うのが「袴板引き」です。
角帯を締めた後に、袴板を帯の中に差し込むのですが、なかなかうまく入らないときがあります。
帯を締める前に、あらかじめ筒状の「袴板引き」を入れておいて、角帯を締め、最後に上から袴板を入れながら下を引っ張ると、難なくきれいに入ります。
素材は、しっかりした帯芯で出来ていますが、滑りのいいものでも構いません。

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「日本舞踊」「和装花嫁」「振袖」…いっぱいの課題抱えてスタートします

2024年の「浅草の講座」が、「浅草西会館」でスタートします。

浅草西会館は、オレンジ通りに一筋違い、仲見世から歩いて3分です。
昨年は、「日本舞踊の専門着付け」と「振袖の着付け
」が主な講座内容でした。
今年からは、着付け教室を運営している受講生の要望で、「和装花嫁の着付け」のお勉強をすることになりました。
今年2月の日程の内容は、2月14日(水)午後1時から2時間2月15日(木)午前10時から2時間と、午後1時から2時間の3講座を行います。(下図)

 

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1月は、広島・福岡、6講座がスタートです。
最初の講座は、1月30日(火)、「アステールプラザ」で開催。
午前・午後の2講座を開催します。
当日の広島では、「舞妓の着付けとだらりの帯」や、「江戸の町娘」。「男の着流しと、角帯の帯結び三種」などをお勉強します。
アステールプラザ広島


福岡講座は、1月31日~2月1日、「ポートヒルズ福岡」。
4講座開催の予定です。。

福岡の講座内容は、「裾引きにつの出し結び」や、「裾引きに片ばしょり」、「細帯の片流し」などをお勉強いたします。
ホテルポートヒルズ福岡

当日の講座をご見学頂けます。
見学されたい方は、090 4489 9745 担当の「いちき」までご連絡を!

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「裁縫スタンド」や「裁縫セット」の木製ボビンに糸を巻く
針糸を使う場合、効率的に仕事をするために、糸に関わる小道具には、木製のボビンを使っています。
厚紙に巻いて売っている木綿の糸は使い難いので、ボビンに巻き直して使います。
巻き直しの機器が糸巻器なのです。これも重宝している小道具です。
写真の糸巻器は、十代目くらいのものですが、岡山県倉敷市の古谷野先生と、山口県防府市の川口先生も使って頂いています。

糸巻器です。(下写真)


裁縫スタンドと(左上写真)、裁縫セット(右上写真)

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前向きの取り組みに、担当講師も大いに期待
着付けを学ぶことを3ヶ月思い悩み、勇気を出して連絡をくれた松浦さん。
明るい教室の雰囲気や、担当の先生との会話も弾み、「今日は、大好きなきものが着れる夢」への第一歩です。
担当の小浦先生は、前向きの松浦さんの取り組みに、大いに期待しています。
今日はその初日。将来の「きものの伝承者」の誕生ですよ。

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帯の位置が決まったら、袴をキリッと仕上げます。
宮崎教室の今日の午前中は「卒業式に向けての女袴」と、「自装の着付け」教室でした。
女袴をお稽古したのは、竹廣さんと吉原さんのお二人でした。
成人式の着付けも済んで、次は「卒業式に向けての着せ付け」です。
着付けでは、半巾の高さが一番のポイント。
帯の高さが決まったら、袴をキリッと決めて出来上がり。
お稽古の二人は、基本を大切にして、お稽古に集中していました。


お稽古をするお二人

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有松絞りの職人さんにもらったのがきっかけで
「私の指貫」と書いたのは、他の衣裳方は別の方法で指貫をしているらしいからです。
随分前の事ですが、愛知県の「有松絞り」に伺って、「縫い締め絞り」の職人さんから頂いたのが、写真の指貫でした。
中に十円玉が入っているものでしたが、私はその上に五円玉を重ねて、針が滑るのを防ぎました。
慣れたら使いやすいものです。

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