袴の位置は角帯で決まります。
福岡講座の2日目は、月も変わって2月1日(木)。午前・午後の二講座でした。
午前の講座は、男袴の作り方。
最近の
着付けで思うことですが、袴の位置が高すぎて理解に苦しみます。
あれこれ申し上げていきたいのですが、次回に書いていきたいと思います。

 



裾引きは、左右の腕の使いよう。
午後の講座は裾引きの着付け。
片方の裾を引き上げる「片端折り(かたばしょり)」です。
帯結びは、「片花結び」でおけいこしました。

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「裾をきれいに入れる難しさ」学んで
福岡の「日本舞踊着付け専門講座」の第一日目は、「裾引きの着付けにつの出し結び」。
裾引きの衣裳の難しさは、「裾を京人形のようにきれいに入れられるか…」まずはその一点にあります。
私たち「きつけ塾いちき」は、昭和の大女優・山田五十鈴さんのお付きの衣裳方、岸田喬先生直伝の裾引きを継承しています。
帯結びは「つの出し」。
ある有名な衣裳方が、「つの出しは教えますが、手の内は見せません」といった言葉を思い出します。
しっかり結んだつもりでも、ゆるんでしまう「
つの出し結び」。
先輩の手の内を盗むことで、技術の継承は繋がっていきます。
ツノがしっかり出て、ゆるまない「つの出し」を身につけるのは、回数を重ねて、技術に気付くことです。
今日のお稽古は、そんな衣裳のお勉強でした。


 

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1月31日(水)、2月1日(木)で3講座開催
「きつけ塾いちき」主催の、「日本舞踊着付け専門講座」。
その福岡講座が、ホテルポートヒルズ福岡で、二日間にわたって行われます。
講座の内容は、
裾引きに「つの出し」
裾引きに「片ばしょり」
全通帯で、「
片花結び
細帯で、「片流し」
男の袴
などをお稽古致します。


講座の見学も出来ます。
講座当日の見学も大歓迎です。
見学のお申し込みは
090-4489-9745 担当のいちきまで

 

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「舞妓」や「つの出し」、「後見」、「着流し」など…
1月30日(火)の午前・午後にわたって、アステールプラザ広島で行われた、「日本舞踊着付け専門講座」。
様々な課題を持って臨んだそれぞれの受講生の皆さんが、「舞妓」や「つの出し」、「後見」、「着流し」などのおけいこをされていました。
2月からは、「十二単の講座」もあり、おけいこも多様化していきます。

   

 

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学びたい方は、三名様限りで受講生募集
「きつけ塾いちき」主催の、「日本舞踊着付け専門講座」が、特別に「十二単の着付け講座」も開催することになりました。
もともと「きつけ塾いちき」の原点は「十二単」で、第一回認定証授与式の着付けショーも、「十二単」でした。
一般的な着付け講座と異なり、準備する装束の関係もあり、受講生も限らせていただきました。
興味のある方は、下記の携帯までお知らせくださいませ。
お問合せ先 090-4489-9745 担当の いちき までご一報を

詳しい内容は下記によります。

1985年6月 北京放送にライブ出演。手前後ろ向きが学院長。

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「日本舞踊着付け」と、「振袖着付け」のプロへの道
「きつけ塾いちき」主催の、1月の「日本舞踊着付け専門の広島講座」が、1月30日(火)、「アステールプラザ広島・4階和室」で行われます。
開催時間は、当日の午前10時と、午後1時からの2講座です。
講座の内容は、
つのだしの応用編
男の着流しと角帯三種
男袴
後見結び
舞妓の着付けとダラリの帯結び
江戸の町娘
振袖の着付け
などです。

講座見学ができます。
講座当日の見学者大歓迎です。
ご見学希望の方は、090-4489-9749 いちき までご連絡を…

 

 

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川口学院長のもとで、おごそかに、「ミニ認定式」。
山口県の「きつけ塾かわぐち」で、「日本舞踊着付け専門講座」を学んできた縄田綾子さん。
令和6年1月28日、縄田綾子さんの認定を祝って、「日本舞踊・衣裳方上級」の認定式が行われました。
認定式典では川口学院長から、今後の活躍を祈念して、「衣裳方上級」の認定盾が授与されました。
縄田さんの今後の活躍が楽しみです。

 
認定を受けた縄田さんと、川口学院長。

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帯などの隙間に自在に入る、便利な小道具です。
着付けや帯結びの時などに、紐を入れ忘れたり致します。
例えば、しっかり締めた帯の中を腰紐一本入れるのは大変な作業です。
でも、この薄いヘラさえあれば、スッと通ってしまいます。
長さ35㎝、巾1.5㎝、厚さ1㎜弱です。両端は通して引き出すために、紐が付いています。
弾力があって、腰が強いので、しっかり通してしまいます。やってみると面白いですよ。


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「柳結び」のゆがみが生まれません。
「江戸芸妓の出の衣裳」には欠かせない「柳結びの」小道具が、「布目調整おもり」です。
私ども独自の小道具で、「柳」の帯線は、直線で下がらなければ、きれいに見えません。
「布目調整おもり」を使うと、布目が真っすぐになり、ゆがみは生まれません。
おもりの材質は、建築などでで使う鉄筋で、長さは30㎝、重さは300グラムです。


布目調整おもり(上写真)

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袴板を、角帯の後ろに、無理なく引き込みます。
すこし袴が長めの時などに、袴板を使って、後ろの高さを調整するときがあります。
その時に使うのが「袴板引き」です。
角帯を締めた後に、袴板を帯の中に差し込むのですが、なかなかうまく入らないときがあります。
帯を締める前に、あらかじめ筒状の「袴板引き」を入れておいて、角帯を締め、最後に上から袴板を入れながら下を引っ張ると、難なくきれいに入ります。
素材は、しっかりした帯芯で出来ていますが、滑りのいいものでも構いません。

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