成人式まで、三ヶ月余り。腕を磨いて…ヨリも掛けて。

「きつけ塾いちき」鹿児島で学んでいる前村さんは、着付け師歴三年。
来年の成人式に向けてお稽古を重ねています。
自装の教室に来られた榎谷さんにモデルをお願いしてお稽古が出来ました。
きれいな成人の振袖が出来上がりました。

きもので、お食事に出かけています。

自装のお稽古をしている榎谷さんは、着付けも身につき始め、きものを着てお食事に出かけ始めています。
先日は、着付け3級合格のお祝いに、「うなぎ」を食べに行ったそうです。
誰と行ったって?…ヒミツ。

お嬢さんをモデルに「粋な花街の帯結び」を!

いつもお嬢さんにモデルになって貰って、「日本舞踊着付け」の腕を磨いている桝野さん。
今日の課題は「京都の重箱結び」。
講座では、「重箱結び」の由来(歴史)を学んだ後、早速実践です。
衣紋の抜き加減や、帯の位置などの課題を学びながら、さらに高い峰を目指します。
お疲れさまでした。

学び続けて4年目、飛躍の年に…

「きつけ塾いちき」のカリキュラムは平屋建て。
一般のきもの学院と違うところは、自装からでも他装からでも入れる、オープンドアになっています。
たとえば、「花嫁の着付け」からでも、「日本舞踊の着付け」からでも学び始められるわけです。
肥後さんの「きものの着付け」の学びは、「留袖の着せ付け」が最初の入口でした。
二つ目は「振袖専科」。そして「帯専科」と学び続けて着付師の資格も取得してこられました。
現在の肥後さんは、一般の着付け教室では始めて学ぶ、「自装(手結び)」を学んでいる最中です。

来春の新成人のために

今日は振袖の特訓日。
来春に成人の日を迎える皆さまのために、技術をさらに磨いていきます。

振袖専科の田熊さんと、プロコースの井上さん

今日は、宮崎の田熊さんが「振袖専科」、鹿児島の井上さんは「プロコース」の教室でした。
井上さんはこれまでにも、振袖専科の着付師の資格などを取得して、現在は着付け全般のプロフェッショナルの道を目指して学んでいます。
また、宮崎の田熊さんは、「きつけ塾いちき」へ入学してから20年余りにわたって学び続けてこられたOBさん。
お二人とも技術が向上。「プロの技術」を手にするために、さらに研鑽を積んでいかれることでしょう。

写真:宮崎の田熊さん(左)と、鹿児島の井上さん(右)

「振袖着付け」で、新成人のお役に立ちたい

宮崎や鹿児島でも、「着付けのプロ」を目指す仲間が増えています。
今年になって、「きつけ塾いちき」宮崎で、お稽古を始められた小玉寿美さん。
今年の4月から、「きつけ塾いちき」鹿児島でお稽古を始められた大迫美穂子さん。
ともに学んでいるのは「振袖専科」。

あと一回のお稽古で「認定試験」を受ける小玉さん。自宅では着付け時間や左右の衿巾などの記録もされています。
また、鹿児島の大迫さんは、9月20日(日)がお嬢さんの振袖の前撮り。あと10日です。
お二人とも真剣そのもの。がんばってほしいと思います。

写真:鹿児島の大迫さん(左)と宮崎の小玉さん(右)。

記念公演の成功に向け…芸者衆の着付けを

9月19日(土)、嬉野伝統芸能保存会一周年記念公演が行われます。
会場は、嬉野市社会文化会館リバティ文化ホール。
当日は、演歌歌手の神野美伽さんを迎えて、「嬉野コンテスト」や、芸者衆の華やかな舞台をご覧頂きます。
「きつけ塾いちき」の衣裳方は、嬉野の芸者衆の着付けをさせて頂くために伺います。
本番を控えて、最近は、オンラインでの打ち合わせを進めています。

左の写真:芸者衆の踊りの指導をしてこられた、故・藤間幸豊先生(左)と、芸者の幸和花さん
右の写真:一周年公演のポスター

感染対策のもと、マンツーマンで緩やかに

「きつけ塾いちき」の鹿児島の教室は、感染対策をしっかり取った上で、ゆっくりと始まっています。
教室希望者の中で、集団での教室をなくしてマンツーマン講座を開始しています。
無理をせずに楽しく、有意義に学び続けてまいりましょう。

※写真は撮影のためにマスクを外しています。

歌手、神野美伽さんや嬉野芸者でコンテストも…

昨年、佐賀県嬉野市の芸者衆が中心になって設立された「嬉野伝統芸能保存会」。
その一周年記念公演が、今年の5月30日(土)に行われることになっていました。
しかし、新型コロナの影響で順延。
4ヶ月遅れの9月19日(土)に、感染防止策も万全に施し、規模も縮小して、開催することになりました。
開催会場も、嬉野市社会文化会館リバティ文化ホールから、嬉野市内のコトブキグローバルイン一階の「いこい座」に変更。
「きつけ塾いちき」も芸者衆の着付けを承り、お伺いします。
この公演については、折に触れてお知らせして参ります。

写真:嬉野温泉の芸者衆(左)、公演のポスター(右)

「自分で、きものを着られる夢」へ / 鹿児島

新型コロナ感染渦で、きものの着付け教室も、大きな打撃を受けています。
「きつけ塾いちき」の主催する、浅草や福岡の特別講座も、感染発生以来、お休みを頂いています。
鹿児島の榎谷さんは、「自分できものを着られる夢」を実現したいと、最近入学された生徒さん。
担当の先生と、消毒やマスクなどの対策をしながら、マン/ツー/マンで学んでいます。
細心の注意を払いながら、きものの世界への夢を実現してほしいと思います。

※写真は撮影のためにマスクを外しています。

帯結びのミニチュアを作ってみました。

世間では、コロナ感染防止のための自粛が続き、少しずつ緩和がされています。
しかし、各地の特別講座は、しばらく休止しています。
休止しているのは、東京の浅草西会館、広島のアステールプラザ、福岡のももち文化センターの三会場。
お休みをしている間に、角帯の結び方あれこれを作ってみました(下の写真)。
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